イントロケイブトレーニングのゲストをお見送りして、大濱さんと1日だけ稲積のケイブを探索してきました。
長いルートをたどるので、減圧必須のケイブダイビングになります。そしてリブリーザーを使用したダイビングになりますので、前回のオープンサーキットとどんな違いがでるのか楽しみです。
前日は川のせせらぎが素晴らしいご飯の美味しいお宿に泊まり、朝9時に稲積鍾乳洞へ。
リブリーザーやバックアップ関係を念入りに準備し、念入りにプランニングした内容をしっかりシュミレーションしました。
全てのミッションに抜かりはありません。
正午に、お宿のお母さんの作ってくれた握り飯を食べて、いよいよダイビングスタートです。
大濱さんたちが名付けたケーブのポイント名がよりワクワクさせてくれる。そんなポイント名を覚えながら、記録としたい。
アビスオブミラクルからエントリー。
スターゲイトをジャンプして
ビックシャンデリアに見送られ、
メインストリートで、はやる気持ちを落ち着かせて、
荒々しいキャニオンを超え、
ダークプラネットに吸い込まれて、
いよいよイントロケーブの終着地点軽くジャンプをし、
ビックエアドームで小休止、
いよいよフルケーブの深度42mのディープウエル。PN2を感じながらいくつものアップダウンを繰り返し、
サインポストが見えてきたここからは、再度40mの深度へかなりシルティーな感触が増します。とても繊細なキックと浮力コントロールが要求されます。
いよいよ今回の到達点シルトコーナー。先頭を泳がせてもらった私が見たその先の景色はとても美しく幻想的!見惚れていたら大濱さんからのダイビング終了のコール。
ターンするとゼロビジ!往路にもまして慎重に帰路に。CCRを使用しても減圧停止を繰り返し慎重に浮上、帰路をじっくりと景色を眺めながら充実したダイビングに思い出す。
美しいアンダーウォーターリバーでゆとりの安全停止をを行い、
デイモンズカバーンからエキジット、ゆったり潜ってダイブタイムは2時間越え。
今回はかなりじっくりダイビングしましたが、さすがリブリーザーです。減圧時間が短縮されます。
またオープンサーキットと比べると、排出される泡の量が少ないので、視界不良もずいぶんと軽減されました。
サイドワインダーは、ベイルアウトガスもバランスよく装備でき、全体としてコンパクトにコンフィグをまとめることができる。
また酸素もマニュアル操作で行うので、減圧とCNSのコントロールがアジャストできることがとても快適でした。
ここは日本の水中洞窟、稲積水中鍾乳洞、まだまだ楽しみ方はイッツパイありそうです。次回も楽しみ。
このダイビングの前のTDIイントロケーブコースのブログ