本日、東海テレビのニュース番組 「ニュースONE」 にて、私たちの洞窟探検・ダイビング活動を特集として取り上げていただきました。
特集タイトルは、
「洞窟冒険 愛知出身プロダイバー 今年にかける大調査へ!人類未踏の地に到達か」。
約7〜8分という時間の中で、プールでのトレーニング風景から、岐阜県での洞窟探検の現場まで、丁寧に取材していただきました。
なぜ洞窟に挑むのか
今回の取材では、
「なぜそこまでして洞窟に挑むのか」
「何のためにトレーニングを続けているのか」
という部分にも焦点を当てていただきました。
洞窟探検やケイブダイビングは、
危険な挑戦として見られることも少なくありません。
しかし本質は、
無謀に挑むことではなく、徹底した準備と安全管理の積み重ねです。
日々のプールトレーニング、チームでの確認、
一つひとつの判断を積み重ねた先にしか、
探検は成立しません。

共に潜る仲間の存在
今回の探検では、洞窟探検家の 吉田勝次さん、竹内孝騎さん と共に行動しました。

それぞれが高い専門性と経験を持ち、
互いを信頼し、確認し合いながら進むチームです。
洞窟探検は「個人の挑戦」ではなく、
チームで成り立つ活動であることを、
改めて実感する機会でもありました。
インストラクターとして大切にしていること
インストラクターとして、
「安全に、長く、自由にダイビングを楽しめるダイバーを育てること」
を大切にしています。
それは、洞窟探検であっても、
レクリエーショナルダイビングであっても変わりません。
今回の番組を通して、
ダイビングの世界には、
正しいトレーニングと考え方によって広がる可能性があることが、
少しでも伝わっていれば嬉しく思います。

探検の舞台裏
今回の放送では、地元のテレビ番組で取り上げていただけたこと自体が本当にうれしい出来事でした。
途中で吉田さんの紹介が入り、
「主役を持っていかれるかも?」と内心ヒヤッとしたのは、ここだけの話です(笑)。

今回の探検地は、もともと吉田さんたちが事前に下見をしてくれていた場所でした。
前回の探検時とは季節が変わり、冬になって水位が下がったことで、
エントリー地点は泥の上。
エントリーと同時に、そのエリアは完全な無視界となりました。
水中には、前回吉田さんが約15mほど張ってくれていたオレンジ色のラインがあります。
映像でも分かる通り、そのうち約10mは水面上に出てしまっていました。
無視界の中、「いずれ視界が回復するはず」と信じて進みましたが、
水底方向は最後まで無視界のまま。
オレンジラインのエンドは岩に結び付けられていました。
そこから自分の白いラインを延ばそうとした瞬間、
吉田さんのラインエンドが外れ、
帰り道となるはずのラインを一時的に見失ってしまいました。
5分弱、手探りで浮遊しているラインを探し、
一度エキジットして状況を立て直しました。
今回はロケということもあり、先頭の私が自撮り棒を持った状態での作業。
無視界の中で撮影とラインワークを同時に行うことが、
どれほど難しいかを改めて実感しました。
もっとも、最悪ラインを見つけられなかった場合でも、
後方には吉田さんたちが待機しており、 手探りで身体に触れてラインをリカバリーすることも可能でした。
また、岩沿いに手で触れながら地形を把握していたため、 確実に戻れる状況は常に確保していました。
このような機会をいただいた東海テレビ「ニュースONE」の制作スタッフの皆さま、ロケに帯同してくれた記者の鳥羽さんをはじめ素晴らしい人柄の東海テレビのスタッフのみなさんととても楽しい時間を過ごすことができました。
そして日頃から支えてくださっている仲間・講習生・関係者の皆さまに、
心より感謝いたします。

放送をきっかけに、
ダイビングや探検の世界に興味を持つ方が増え、
安全で正しい形でその一歩を踏み出してもらえたら幸いです。
今後も、現場と教育の両輪で、
ダイビングの価値を高める活動を続けていきます。






